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山と海が大好き人間の気ままなブログ

こんにゃくパークでバイキング(群馬県甘楽町)

世界遺産富岡製糸場から車で10分程度。こんにゃくパークに行ってきました。広々とした敷地内には、屋外に足湯も設けられていますが、コロナのためお湯は抜かれていました。屋内に入ると無料バイキング券を渡され、まずは2階で工場見学をどうぞと案内されます。もちろん見学も無料です。廊下からガラス張りの工場を見下ろす形で、コンニャクやこんにゃくゼリーがオートメーションで生産からパック詰めにされるまでの様子を見ることができます。非常に衛生的で、中にいる人は機械が正常に作動しているか見守っているだけ。商品を全く触れないまま次々に商品化されていました。

途中、群馬県のコンニャク芋の収穫量は全国の92%を占めているとの驚きの展示パネルがありました。自宅や食堂で食べているコンニャクはどれもほぼ群馬県産だったのです。

さて、見学の後は目当てのバイキング。この日は平日だったので行列はなく、入り口でもらった無料バイキング券のチェックもありませんでした。トレイを持ってさまざまなこんにゃくを乗せていきます。時間はおおむね20分でお願いしますと書かれています。いざ実食。こんにゃくの味噌田楽や甘辛煮は普通においしい。ユニークなのはこんにゃくで作ったラーメン風味の麺。スープがうまく、まさにラーメンの味。他に冷やし中華味のコンニャク、うどん味のコンニャクなどがあり、焼きそばコンニャクは肉と思われたものが、油揚げのような正体不明のものでした。まさかこれもコンニャク?

デザートもゼリー、杏仁豆腐風、プリン風といろいろあり、これで無料とは申し訳ないですが、さすがにコンニャクばかりとなるとやはり20分くらいが限度かなと思います。場内はお土産用のこんにゃくが大量に売られていますが、おなかいっぱいで、コンニャクはもう しばらく見たくない、というのが正直な気持ちでした。これでは店にとって逆効果では?と思っていたところ、500円で商品のこんにゃくをビニール袋に詰め放題、というコーナーがあり、挑戦していると1個でも多く入れてやろうという悲しい性に支配され、結局、他のものもあれこれ買いたくなり、ラーメンコンニャクなど3000円くらい買い込んでしましました。店の思う通りか。

ちなみに、こちらのこんにゃくパークで富岡製糸場の入場チケットを売っており、ここで買うと、土日などバイキングが混んでいても並ばずに入れるチケットやお土産用のコンニャクをもらうことができます。富岡製糸場とセットで行きたいと思っている方はこんにゃくパークを先に行った方がお得です。

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